みなさんこんにちは。
札幌市東区の歯医者【レオンデンタルオフィス】です。
インプラント治療までに知っておいた方が良いポイントや治療の流れを把握しておくとスムーズに治療が進みやすくなります。
そこで今回は、インプラント治療開始前に知っておいた方が良いポイントについて詳しくご紹介します。
ポイント1 持病が安定しているか
インプラント治療は外科手術を行うため、糖尿病や心臓疾患や脳血管疾患などの持病がある場合は、安定していることが大切です。
糖尿病は、インスリンが不足して血糖のコントロールが難しくなる疾患です。
重度の糖尿病の方は血糖のコントロールがしにくくなり、免疫力が低下します。
そうすると、細菌感染リスクが上がったり血流が悪くなるため、傷の治りが悪くなったりします。
糖尿病の方でも、血糖がコントロールできている方は治療の対象になりますので、お気軽にご相談ください。
また、心臓疾患や脳血管疾患で手術をしたばかりの方は、治療が難しい場合もあります。
担当医と連携して、インプラント治療ができるか診断しますので、ご相談ください。
ポイント2 喫煙の影響
タバコには、タールやニコチンが含まれているため、血管が収縮して酸素が不足します。
また、お口の中も乾燥しやすくなるため、唾液の働きが弱くなって、細菌が繁殖しやすくなります。
唾液には、細菌を洗い流す働きは歯の修復をする再石灰化の働きがあります。
この働きが弱くなると、お口の中の清掃状況が悪くなる可能性があります。
また、たばこを吸っていると、ベトベトしたヤニの影響で汚れが付きやすくなります。
インプラント治療の流れを知っておくと、治療がイメージしやすくなりますので、インプラント治療の流れをご紹介します。
STEP1 カウンセリング
現在の状況とお悩み、歯を失った原因などをお伺いします。
また、以前治療していた方法があれば、その時の状況や改善したい点などもご相談ください。
カウンセリングでは、インプラントの疑問の解消や治療の流れなどをお伝えしますので、気になることはお気軽にご相談ください。
STEP2 精密検査
レントゲン撮影やむし歯や歯周病の有無などを確認していきます。
むし歯や歯周病がある場合は、先に治療をしてからインプラント手術を行います。
むし歯や歯周病は、細菌感染症のため、お口の中に細菌がいる状態でインプラント手術をすると、感染のリスクがあるためです。
STEP3 治療計画の立案・治療の決定
精密検査の結果を元にインプラントの治療計画の立案をします。
顎の骨の状態を確認し、インプラントを埋入する位置や角度など詳しく診断します。
STEP4 インプラント手術
インプラント手術を、一般的にむし歯の治療と同じ局所麻酔をして行います。
その上で、顎の骨にインプラント体を埋入します。
一般的に、インプラントを埋入してから顎の骨に定着するまでに2~4か月程度の待機期間がかかります。
STEP5 被せ物の型どり
レントゲン撮影をして、インプラントの定着を確認したら被せ物の型どりを行います。
STEP6 被せ物の装着
被せ物が完成したら、かみ合わせのバランスを確認して被せ物を付けていきます。
インプラントは、かみ合わせのバランスが重要なため、精密に調整します。
歯を失った時の治療として、インプラント治療を選択する方が増えています。
レオンデンタルオフィスでは、インプラント治療も行っていますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。