皆さんこんにちは。
札幌市東区の【レオンデンタルオフィス】です。
歯並びをきれいにしたいけれど、費用を抑えたい……。
矯正は、多くが自由診療なので、費用面で矯正を諦めている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、費用の負担を軽減できる「医療費控除」と対象になるポイントについて詳しくご紹介します。
医療費控除とは、1年間に支払った医療費の合計金額が10万円以上の場合、確定申告をすることで納めた税金の一部が還付される制度です。
医療費控除の対象は、本人だけでなく、生計を一緒にしている家族の方の分も含まれます。
また、単身赴任や進学などで別の場所に暮らしている場合にも対象になります。
矯正治療の場合、噛み合わせの不具合などの治療目的の場合には医療費控除に対象になります。
機能的な向上のための矯正の場合には、医療費控除の対象になりますが、歯科医師の診断書が必要です。
大人の方の場合の例
・重度の出っ歯で前歯が噛み合わない
・前歯が噛み合わず、発音が不明瞭
お子さんの場合の例
・噛み合わせのバランスが悪い
・不正咬合が顎や歯の成長を邪魔している
ただし、見た目だけを良くしたい審美目的に矯正の場合は、医療費控除の対象になりません。
医療費控除の対象になる費用
・診察費用
・矯正装置料
・調整費用
・通院のための交通費(自家用車のガソリン代は含まれません。)
矯正以外の対象になる歯科治療
・セラミックの費用
・インプラントの費用
・むし歯の治療費用
医療費控除に必要な物
・確定申告の書類
・歯医者の領収書
・源泉徴収票
・診断書
・印鑑
・口座番号(還付金が振り込まれる物)
領収書は保管しておく
医療費の領収書は5年間の保管が義務つけられています。
必ず保管しておきましょう。
デンタルローンも対象になる
デンタルローンで支払った場合も医療費控除の対象になります。
分割の回数が多くなると、1年以上支払う場合がありますが、デンタルローンを契約した年に契約金額の総額が対象になります。
矯正の場合でも、機能的な問題がある場合には、医療費控除の対象になります。
また、クレジットカード払いやデンタルローンを使用すると、支払いの負担を軽減できますので、お気軽にご相談ください。