みなさんこんにちは。
札幌市の歯医者【レオンデンタルオフィス】です。
毎日使う歯ブラシの交換時期を気にしたことはありますか?
歯磨きを効率的に行うためには、歯ブラシを適切に使うことも大切です。
お口の中に合った物を使用するだけでなく、交換頻度も気をつけましょう。
そこで今回は、歯ブラシの交換時期についてお話させていただきます。
歯ブラシの交換目安は1ヶ月程度です。
この期間には、理由があり、歯ブラシの毛先のこしが無くなると、汚れが落としにくくなってしまうためです。
歯ブラシが当たりにくくなってしまうと、その分磨き残しなどが増えてしまうため、1ヶ月程度で交換しましょう。
・毛先がひらいてきたら?
また、毛先が開いてきたら、この期間より前に交換することをおすすめします。
1ヶ月より前に毛先が大幅にひらいてくる時は、歯磨きの圧が強すぎる可能性があります。
歯ブラシの圧は100~200g程度の強さでよいといわれています。
強すぎるブラッシング圧は、歯ぐきが退縮してしまう原因やストロークが大きくなりやすいので、細かい部分に汚れが残ってしまいがちです。
歯ブラシを後ろから見て、毛先が広がっている場合には、交換時期のサインなので交換しましょう。
・歯ブラシは汚れや細菌がつきやすい
毎日歯ブラシを使いますが、汚れを落とすので、細菌が着きやすくなります。
細菌は水洗いしても落としにくいため、1ヶ月程度で交換した方が、衛生的です。
毎日歯磨きをしているのに、むし歯になってしまった経験はありませんか?
歯ブラシだけで毎日磨いていても、6割程度の汚れしか落とせていないというデータもあります。
特に歯と歯は汚れが残りやすい部分です。
足りない部分は「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」などを併用して汚れを落としましょう。
デンタルフロスは柄がついている「ホルダータイプ」と糸だけの「糸巻タイプ」があります。
ホルダータイプは取り扱いしやすく、初めての方でも使いやすいです。
糸巻タイプはコツが必要ですが、コストを抑えられるメリットがあります。
ご自分に合った方法を選んでみてくださいね。
歯間ブラシはさまざまな大きさがあり、お口に合った物を選ぶ必要があります。
大きすぎる歯間ブラシを使っていると、歯ぐきが退縮してしまう原因にもなりかねません。
歯間ブラシの大きさや使い方で分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
定期検診の際には、クリーニングだけでなく、汚れの着いている部分を確認し、その部分の汚れの落とし方もお話させていただきます。
定期検診だけでなく、毎日のセルフケアでも汚れを落としましょう。
歯ブラシの交換は1ヶ月に1度程度をおすすめしていますし、患者さまのお口に合わせて、歯ブラシやデンタルグッズをご案内することも可能です。
お口の中のクリーニングでも汚れが落とせますので、口内環境も整えることができます。
毎日のセルフケアでお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。